養子縁組を検討されている方へ

 

里親という選択肢

~ 不妊治療を経て、里親になった方の“ことば”を紹介します ~

  • 自分の子どもは授かることはできなかったけれど、親もとで生活することができない子どもたちみんなのお母さん・お父さんとして、これからも多くの子どもたちを支えていきたいと思います。
  • 子どもは親を選んで産まれてくるという話がありますが、それは、実子であっても、里子・養子縁組であっても同じことなのではないか。子どもを産むことも尊い。けれど、そこから始まる何十年という子育てもとても大切なこと。私たちも不妊治療で悩んでいたときもあったけれど、そういった子どもたちを育てることを通して、自分たちの願いの実現ができました。
  • 子どもを笑顔で学校に送り出す。大変なこともあるけれど、そんな毎日に夫婦共々たくさんの幸せとありがとうを感じて生活しています。
  • 実の親御さんの生活の基盤が整って、お子さんをお返しするときは、自分の身が引き裂かれるような思いでした。半年後、躊躇しながらも次の子どもの話を受けました。はじめは親もとにお返しすることが前提でしたが、数年後に事情がかわりその子と養子縁組をすることが決まりました。
  • 今思うと、あの時の辛さはこの子を迎えるために必要なことだったんだ。と思っています。



里親制度とは、養子縁組・特別養子縁組とは違う児童福祉法に基づく“子どものための制度”です。
さまざまな事情により、親もとで生活することができない子どもを自らの家庭に迎え入れて愛情を込めて一緒に生活をしてくださる方を里親といいます。

心や身体に傷を抱えていたり、発達に課題がある子どもたちと共に生活すること・子どもたちの喪失体験と向き合うこと・ためし行動の表れ・自分のお腹から産まれた子ではないことを告知すること 等

里親としての養育・子育ては簡単ではありません。

しかし、周りには支えてくれる里親仲間がいて、静岡市里親家庭支援センターがあって、皆さんの養育・子育てを全力サポートしています。

“子どもたちのいるくらし”の実現のために……
一歩ふみ出してみませんか?

※里親登録のためには一定の要件があります。まずは私たちまで、ご相談を


♪書籍紹介♪


養子縁組を考えたら読む本

2019.6.7 発売 (明石書店 出版)


女性誌 STORY 2021 1月号
2020.12.1発売 (光文社 発行)

里親特集「保護が必要な子どもに手を差し伸べるこんな手立て、知っていますか?
里親という選択肢」P238~ ぜひご一読ください。


リンク集


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